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2011.12.21 (Wed)

生で観たバルサのサッカー(クラブW杯決勝)

3年ぶりに日本に戻ってきた、トヨタカップあらためクラブワールドカップ。

待ってました、本当に。

今回もまた、わざわざ横浜まで進出し、友人と観戦した。


前回バルサが来たのは5年前。

ライカールト、ロナウジーニョ時代だ。

当時19歳のメッシーが怪我をして来れなかったことを覚えている。

あの時はたしかエトーもケガをしてしまい、グジョンセン、ジュリが出場していた。

0-1で負けてしまった試合である。


その時に買った帽子をかぶり、完璧と思われる防寒を施して、観戦に臨む。


柏レイソルの3位決定戦を経て、いよいよ、メインイベントの始まり。



前の試合で、ビジャが骨折をしてしまった上に、サンチェスも怪我。

どのようなスタメンで来るか・・・

GK:バルデス
DF:プジョール、ピケ、アビダル
MF:底にブスケッツ、左にシャビ、右にイニエスタ、前にセスク・ファブレガス。
FW:ダニエルアウベス、チアゴ・アルカンタラ
攻撃のリベロ:メッシー

チアゴの所はペドロかと思ったが・・・。



試合が進むに連れて、感じるバルサのサッカーの特殊性。

まず、何よりも、CFがいない。

ダニエルアウベスとチアゴ・アルカンタラは、異常に高いポジションでサイドに大きく張り出している。

中盤は、ブスケッツのみが底に入り固定されているが、他の3人+メッシーがかなり流動的に動く。

この4人で、ボールを廻しながら、ポジションを上げていき、サイドの2人を含めた6人で、ワンツーやダイレクトパスを仕掛ける。

そして、誰もがCFのスペースに飛び込んでいくのだ。


例えていうなら、センターサークル付近でシャビ、イニエスタ、セスク、メッシーが鳥籠を始める。

両サイドのフリーマン(ダニエルアウベスとチアゴ)をうまく使いながら、4人でポジションチェンジをしながら、相手ゴール前に移動していき、最後はシュート、みたいな感じ。

サッカーをやったことのある人なら、1度はこんな練習をしたことがあるだろう。

よくある練習パターンだ。

それを、同じ人数の相手をつけても、ミスなくこなす、という状態。



これ、相手DFからすれば、非常にやっかいだ。

メッシーをマークしても、スルスルと下がっていく。

代わりに来るのが、セスクであり、イニエスタであり、シャビであり、ダニエルアウベスであり、チアゴである。

おいおい誰にマークつけば良いねん、となる。




2つ目の特殊性。

頭に合わせるセンタリングが極端に少ない。

コーナーはショートコーナー。(ピケ、ブスケッツら、数少ない長身選手が一応上がるが。)

FKも、簡単にゴール前に放り込んだりしない。

右サイドのダニエルアウベスは、高い位置でパスをもらうと、ほぼ100%、ゴールに向かってドリ。

ドリブルもしくはワンツーで抜け出したら、クロスはグラウンダーのマイナスクロス。

CFがいないし、クロスを上げても競り勝てる人間が中にいないから、こうなる。

バルデスからのゴールキックでさえ、繋ぐ。

パス、パス、パス、パス、パス。

だから、バルサのサッカーでは、GKが蹴ったボールを中盤で競るとか、センタリングにゴール前で競るとか、そんなシーンはほとんど見られない。

めちゃくちゃ特殊だ。



グアルディオラ、こんなサッカー、よく考え出したな。


昨年までの4-3-3の方が圧倒的にバランスが良いことは分かりきっている。

現に、今シーズンの失点シーンでは、3バックの外側や、間を突かれている。

にも関わらず、今シーズン挑んでいる3バックの中盤分厚いシステム。

恐らく、グアルディオラは、これまでのサッカーに飽きたのだろう。

あるいは、相手に研究され尽くしたり、チーム内での停滞感もあったのかもしれない。

中盤を活かすサッカー、研究されても勝てるサッカー。

さらなるポゼッションを求めて。

このバルサのサッカー、サッカーの究極の形に近づこうとしている、と言えるのかもしれない。



ちなみに結果は4-0であったが、内容を見るともっと入っていてもおかしくなかった。

ゴール前で、無理やりワンツーに挑戦したり、シュートを撃てる場面でさらにパスを選択するシーンもあった。

なんというか、ロングシュート禁止のミニゲーム、みたいな感じで。


なんか、ほんまに、笑ってしまうほどの強さであった。



個人的に最も印象に残った選手は、ピケだ。

こいつ、うまい。

というか、中央に構える存在感と落ち着き。

CB出身の私としては、非常に感じるものがあった。


プジョールの魂のDFと、ピケ。

昔の、柱谷哲二と井原、を思い出した。

まあ比べ物にならないくらい、ピケの方が凄いけどね。


途中で交代してマスチェラーノが同じポジションをやっていたが、やはりピケの存在感には足りていなかった。

充分こなしていたけれども。



もう一つ。

セスクはアーセナルの王様から、4人の中の1人、という立場に変わってしまい、どうなのだろうか、とちょっと思ってしまった。

個人的には、やっぱアーセナルのセスクが良かったけどな~。




最後に、この試合であらためて分かったこと。

それは、やはり、サッカーの基本は、キックとトラップということ。

そして、それを、頭を使ってやらなければならないということ。

廻りを見ながら、状況判断して、やらなければならないということ。

それに加えて、+αがあれば尚更良い。

ただし、今日のバルサのサッカーは、真似できない。
(というか、真似しない方が良い。あまりにも特殊過ぎるから。攻撃が威力を発揮する前に、失点してしまうだろう。4-3-3のバルサをお手本にした方が良い。)



日本ではまだまだサッカー文化が定着していない。

まだまだ途上国である。

この日のバルサの試合が、日本のサッカー文化の醸成に繋がって欲しいと願っている。
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テーマ : FIFAクラブワールドカップ - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:43 |  クラブW杯  | TB(0)  | CM(1) | Top↑

何か、特別な時間やったな。
スゴいものを観た、っていうか。
あの試合以降、もぬけの殻やわ。
○ディーニ |  2011年12月24日(土) 12:45 | URL 【コメント編集】

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